このたび、菊池利三監督が2019シーズン限りで退任することとなりましたので、お知らせいたします。
■生年月日
1973年6月17日(46歳)
■出身地
岩手県遠野市
■資格
日本サッカー協会公認S級指導者ライセンス
■選手歴
ヴェルディ川崎 ⇒ ガンバ大阪 ⇒ ヴェルディ川崎 ⇒ サンフレッチェ広島(期限付き移籍) ⇒ ガンバ大阪(期限付き移籍) ⇒ ヴェルディ川崎 ⇒ 大宮アルディージャ ⇒ ヴェルディ川崎/東京ヴェルディ
■指導歴
ヴェルディSS岩手花巻U-18 監督
ヴェルディSS岩手花巻U-15 コーチ
ナショナルトレセン 東北担当
いわてグルージャ盛岡 監督(2017~)
■戦績
2017年 J3:15位(7勝8分17敗) / 天皇杯:2回戦進出
2018年 J3:13位(12勝4分16敗) / 天皇杯:1回戦敗退
2019年 18位(7勝4分22敗)※第33節終了時 / 天皇杯:2回戦進出
■代表取締役社長 宮野聡コメント
「グルージャ盛岡」において、忘れることのできない事実。飛び級でJリーグ入りを果たした当クラブは、盛岡市民・岩手県民の皆さまの期待とは裏腹に、2016年秋、クラブ消滅の危機に陥りました。
この未曾有の事態において、監督交代という決断も迫れる中、「故郷 岩手の為に」翌シーズンの監督を受け入れてくれたのが、菊池 利三さんでした。岩手出身の私にとっても、地元の英雄が共に手を合わせて、岩手の地においてJリーグの灯を消さないよう立ち上がってくれたのは、望外の喜びでした。
あれから3年間、トップチームに対して満足のいく予算を付けることができず、様々な制約がある中、決して不平不満を言わず、ホームタウン活動やメディアの出演にも、これでもかという程積極的に参加してくれた利三監督。
誰からも嫌われようのない性格、なかなか聞こえない愛嬌あるマイクパフォーマンス、グラウンドで誰よりも上手い正確なフィード、妻の愛妻弁当、そのすべてが、街クラブからスタートした、手作り感満載のグルージャの象徴でした。
最終シーズンとなる今シーズン、前半戦の健闘をよそに、後半はまだ一つも勝利を挙げることなく、最終戦を迎えることになりました。プロスポーツなので、勝ち負けはもちろん大切です。でも、それよりも大切な「おらが街のクラブ」となる礎を、利三監督は築いてくれたと思います。
まだ少し早いですが、利三監督、3シーズン、本当に本当にありがとうございました!
そして最終節、クラブ一岩となって、必ず最高の結末で終えましょう!ファン・サポーターの皆様、利三監督、そして今週末で最後となる「2019シーズン いわてグルージャ盛岡」の最後の雄姿を、是非、いわぎんスタジアムで応援してください!
ラスト1試合、何卒よろしくお願い申し上げます!
※なお、コメントおよび今後のクラブとの関わりについては、今週末12/8(日)に行なわれる讃岐戦終了後の「ホーム最終戦セレモニー」内にて、菊池監督より発表させて頂きます。