【試合情報】JR東日本盛岡支社PRESENTS~復興応援カップ~2019明治安田生命J3リーグ第13節vs福島ユナイテッドFC 菊池監督 会見コメント
2019年8月18日

<菊池監督コメント>

今日は連敗中にも関わらず本当に多くの方にスタジアムにご来場頂き、特に今日は小さいお子さんが多かったかなと思いますが、試合中の「がんばれー」という声にとても勇気付けられましたし、試合前にも「今日は絶対に勝とう」と選手たちに伝えて、ホームで久しく勝っていないことと連敗中で今日は何としてでも勝ちたかったので、結果が出てホッとしています。

試合の方は前線からのプレッシャーが上手くハマったところ、ボールを動かされるシーンもありましたが全員が耐える時間をしっかりと耐えたことが勝利につながったのではないかと思います。ホームでの久しぶりの勝利で非常に良かったなと思います。

 


<質疑応答>

■2ヶ月以上ぶりのホームでの勝利となったが改めて心境は?

(菊池監督):今シーズンはラグビーW杯開催の影響もあり、イレギュラーな日程でシーズンがスタートし、ホームゲームが前半戦で多く開催される中で、あまり皆さまの期待に応えられるような試合を出来ていなかったので、今日の勝利にひとまず安心しました。ホームでの1勝という重みは充分に理解していますし、勝負事なので絶対とは言えませんが、毎試合、とにかくホームでは何が何でも勝たなくてはいけないと思って臨んでいます。そんな中で今シーズンは勝てない、しかも内容的に良くない試合が大半で申し訳なく思っていましたが、ここ数試合は負けてはいたものの内容的に悪くない時間帯もあったりしていたので、そこまで悲観的にはなっていませんでした。今日も攻守で良い部分が出ていて、負けた試合の中で積み上げてきたものが試合で出たことで、結果が付いてきたのではないかと思っています。

 

■今日の試合で「ボールを奪う」「走る」という部分が非常に印象的だったが選手にはどういった意識付けを行なったのか?

(菊池監督):「ボールを奪う」というところはシーズンを通じて取り組んできたところなので、意識付けという意味で今日の試合だけで特に変えた部分はありません。15:00Kick Offになってから勝率が非常に悪かったのですが、今日の試合に関してはピッチ上に立った選手とベンチの我々が同じ認識を持てていたように感じました。普段が出来ていないという意味ではなく、今日はより強くまとまれていたのかなと思います。

 

■今日の試合は4-4-2のミラーゲームとなり相手に合わせたフォーメーションは選手それぞれの役割をはっきりする狙いがあったのか?

(菊池監督):そうですね。あとは相手がスペースを上手く使う印象があったので、相手を強く意識したわけではないですが、相手にスペースを使わせないという意味でこのフォーメーションを採用しました。選手たちはこちらの意図を汲んでよくやってくれたと思います。

 

■今週のトレーニングでは「シュートを打つ」ということを意識させたメニューを組んでいた成果なのか前半で6本のシュートを打てていた。そこはどういった意図があったのか?

(菊池監督):「シュートを意識させる」というよりも、「誰かかがやってくれるだろう」という意識を払拭させたい想いがありました。ポジションにはそれぞれ役割があって、それぞれがまず自分の役割を全うして欲しいということがシュートを意識させる狙いがありました。攻撃陣はそれが良く出ていて、特に谷口(海斗)選手はそれが顕著で、強気によく足を振っていたなと思います。今日は1ゴール挙げてくれましたが、それでも決めなくてはいけない場面はもっとあったので、個人の部分ではありますが課題として受け止め、継続して取り組んで欲しいと思います。今日は上手くいきましたが、接戦になればなるほど1回のチャンスの重みが変わってくるので、そこは強く意識して欲しいかなと思います。

 

■相手は好調の中で今日の試合を迎えたと思うが、特に意識したことは何か?

(菊池監督):球際での強度は高めようということは試合前から伝えていました。直近の5試合では本当に上手く相手の背後を取って、特に2トップの関係性が良く相手を翻弄していたと思いますが、今日の試合においては全体として上手く噛み合ってないなと感じました。

 

■得点シーンは相手のパスミスを誘うような守備からだったと思うが、あれは狙いだったのか?

(菊池監督):相手のボールの動かし方や経由するところは事前に伝えていたので、ある程度は狙いを持って試合に入りました。これはどのチームもやっているようなスカウティングだと思っていますが、今日に関しては選手がよく理解してプレーしてくれたかなと思います。

 

■次の試合に向けて

(菊池監督):次節(8/31(土)第21節vsFC東京U-23)は我々の試合だけでなく、INAC神戸レオネッサさんの試合も開催されて、普段以上に注目度も高くなりますし、今日よりも多くのお客さんがスタジアムに来場されるのかなと思っています。そういった中で我々としては、今日以上の試合を多くの皆さまにお見せできるように、しっかりと準備をしていきたいと思います。

TOPへ戻る

Advertisement