今日も、前半は特にがっかりさせてしまうような試合をしてしまい、申し訳なく思います。後半に入って1-4の中でとにかく得点を取りにいかなくてはいけないという状況で2点目、3点目を取れたのは良かったですが、4点目を取るチャンスがあっただけに、あと一歩及ばなかったことは非常に悔しいです。サッカーにおいて4点差をひっくり返すのはそう簡単ではない作業ですが、それに挑まざるを得ない状況だったこと、そもそも前半のような戦い方をしていたら今後はかなり厳しくなってくると思うので、そこは修正をしていきたいと思います。相手にスペースに走られて、そこにボールが入ったり、個人で剥がされたことで失点がありました。そこまでやられたという印象はないですが、自分たちのイージーなミスを減らすことが出来ればもっと優位に試合を進められると思うので、今後もっと良い試合を見せられるようにまた準備をしていきたいと思います。
■前半は苦しい展開となったがどこに要因があったのか?
(菊池監督):相手のシャドーのところ、ボールサイドでフリーになる場面がありそこを防げなかったこと、マイボール時に上手くボールを動かすことが出来なかったことが前半のような展開になった原因だと思います。あとは失い方が悪く、相手の良い状態でスペースにボールが入ってしまったことが失点に直結してしまったかなと思います。
■途中から4-4-2のようなフォーメーションの変更があったかと思うが、どういった意図があったのか?
(菊池監督):両サイドの2人(太田賢吾選手、麦倉捺木選手)を含めて後ろを5枚にしてしまうと、どうしても重心が後ろになり前に出て行ける人数が減ってしまうこともあり、相手にとってやりやすい状態で守備をさせてしまって、こちらが苦しいところがあったので、少し配置を変更しました。変更する前よりも押し込む時間を作れたのではないかと思います。
■スコア的な要因もあると思うが、後半はセカンドボールの回収やDFラインが前でボールを奪うなどチーム全体がより「点を取る」という姿勢がこれまでより強く感じられたが、今後こういった戦い方を前半から見せることを目指すべきではないか?
(菊池監督):直近2試合で先制しながらも残りの30分で走れなくなり、失点してしまうということが続いてしまっていたので、今週はトレーニングの強度を高めて臨みましたが、今日の試合展開は立ち上がりが良くなかったことが結果につながってしまったかなと思います。前半だけ、後半だけが良くても90分で相手を上回らなければ意味はないので、良かった部分は継続しつつ、悪かった部分は次に繰り返さないような改善をしなくてはいけないと思います。今日は上手くいきませんでしたが、次に向けてまた良い準備をしていきます。
■この気温の中でナイター照明がないことの影響で不利に感じることはあるか?
(菊池監督):あればもちろん嬉しいですが、ないものにあれこれ言っても仕方ない部分がありますし、この状況下で戦うのは相手も同じで、そこは言い訳になるので言いません。我々に出来ることは結果を残し、必要だと感じてもらうことを実力で証明することだと思うので、そこに注力していきます。個人的な経験からすると確かに現役当時にはやはり夏場の日中に試合をするのと、夜に試合をすることにはコンディション面で大きな違いが出てきてしまう部分はあります。しかし、それと今日の試合は関係のないことなので、結果が全てだと思います。