今日も多くの方にスタジアムに足を運んで頂きましたが、勝利を届けることができず残念に思います。ゲームの内容に関しては課題である「流れの中からの得点」こそなりませんでしたが、良い攻撃の流れの中でセットプレーを奪って得点できたことは良かったです。2点リードで前半を折り返して、その後3点目を取れなかったことが勝ち点1に終わってしまった要因だと思います。2-0から2-1になったくらいから相手の流れになり、そこからペースを取り戻すことが出来ませんでした。ですがリーグ戦はまだ続くので次の試合(7/27(土)第18節vsブラウブリッツ秋田(A))に向けてしっかりとした良い準備が出来ればと思います。
■今日は流れの中からチャンスが作れていたのはフォーメーションの変更が要因の一つでもあると思うがこの配置変換をした意図は何か?
(菊池監督):谷口(海斗)選手と宮市(剛)選手の特長を生かしたかったのと、守備時の立ち位置を明確にしたかった狙いがありました。どちらも我々の狙い通りに機能していた部分もあったかなと思います。
■今日の出来を見て今後のベースとしてなり得るのか?
(菊池監督):今日は上手くいった部分もありましたが、完璧に出来たかというとそうではない時間も同じくらいあったので手放しで喜ぶことは出来ませんし、それとは別に試合運びという部分に関して、決定機を逃してしまうとフォーメーション云々の前に相手に流れが行ってしまうので、そのあたりをより改善に近付けていきたいと思います。
■後半15分頃まではプラン通りで進んでいたのではないかと思うが、その後の30分で追い付かれてしまった。流れの移り変わりはどこに要因があったと思うか?
(菊池監督):相手の両サイド(青木翔大選手、坂井大将選手)が果敢にプレーに関わってきて、我々の特に左サイドの守備が後手に回ってしまい失点してしまったのがクロスからで、それをこちらで修正しきれず繰り返されてしまった結果が2失点目に繋がってしまいました。そこが流れを失ってしまった要因だと思います。
■今節で前半戦を終了したが、振り返って成果と課題を総括して欲しい。
(菊池監督):成果はセットプレーでの得点が増えたこと、課題は昨シーズンもそうでしたが決定機を決めきる力がまだまだ足りないことです。シュートを打たれる数が多いことで結果的に失点も増加し勝ち点が伸び悩んだ原因かなと思います。守備意識というのはもっと高めていかないと、勝ち点を取れる試合を落としてしまうので、今日のような接戦になった時の試合運びはポイントになると思います。今日もイージーなパスミスだったり、判断ミスが多々見られたので、全体でプレーの選択を合わせていくという作業を引き続き進めていきたいと思います。順位や勝ち点で見ると1試合未消化(※雷雨により延期した第13節vs福島ユナイテッドFC)ではありますが、リーグ内で勝ち点が拮抗していることもあり、まだまだ上に食らい付いていける位置にはいると思うので、目標である「一桁順位」「勝ち点50」というところを目指して巻き返していきたいと思います。