まずはこのような素晴らしいスタジアムで試合が出来たことに感謝したいと思います。また、平日夜にも関わらず、この柏の地に応援に駆け付けて頂いた皆さま、岩手で応援して下さった皆さまに勝利を届けることが出来ず、非常に残念な思いです。ただ、我々としては「どこまで通用するか」というトライの意味合いが大きかったので、前半に決められた相手の見事なシュートの後も「自分たちが出来る最大限のことをやりきろう」と伝えた通り、やれることはやってくれたと思います。特に守備面は4失点はしたものの、通用した部分はあったかなと思うのでその部分は前向きに捉えたいと思います。相手の一瞬の質の差がかなり大きく、見せ付けられました。
また今週末にリーグ戦が再開しますので、そこに向けてしっかりと準備していきたいと思いますし、我々の設定した目標に到達できるように日々のトレーニングから頑張りたいと思います。
■今日の試合で得られた収穫というのはあるか?
(菊池監督):良い距離感での連動した守備という部分は出来た時間帯もありましたので、そこは前向き捉えたいと思いますし、ゴール前のフィニッシュへの持ち込み方はリーグ戦でも見られる課題なので、そこは今後も継続して取り組んでいきたいと思います。
■ピッチ上で繋ぐのか裏を狙うのかという部分に迷いが見られたように感じたが、そこはどうか?
(菊池監督):「相手の背後を狙う」というのは試合前のミーティングで共有していて、普段のトレーニングから意識付けはしていましたが、今日に関して言えば「足下で」という部分も狙いとして持っていましたが、どちらもあまり上手く出来ませんでした。1失点目も我々のマイボールを相手の背後に入れることが出来ず、セカンドボールを拾われてやられてしまったので、試合運びという意味で状況判断が足りなかったかなと思います。