■菊池監督コメント
今日の試合は立ち上がりから攻め込まれることが多く、相手のパワーやスピードに圧倒されてしまった前半でした。そういう試合展開の中で選手たちがしっかりと耐えて、流れの悪い時間帯も集中を切らさず守備が出来ていたというような印象です。
■雨のピッチコンディションの中でもしっかりと足元でつなぐ意識が垣間見えたが、どのような印象か?
(菊池監督):相手が前からボールを取りに来るのであれば、我々はシンプルに相手の背後を狙いますし、スペースがあればしっかりとつなごうというのは狙いとしてありました。あとは選手たちが相手の変化を見ながらボールを動かしていたこと、前後半で風向きも違いましたので、後半に入ると相手が我々の背後の深い位置を狙うボールを入れた際に風で少し戻ったりしたといったこともあって、幸運もありつつですが耐えることができたというような印象です。試合終盤に入ってもおかしくない場面もあったので、本当にラッキーだったと思いますし、次節までに修正して臨みたいと思います。
■リーグ戦の終盤にきて調子が上向きなのは、どのような要因があるか?
(菊池監督):今シーズン7連敗した際も1試合1試合の内容的にはそこまで悲観するようなところも多くなかったのですが、ちょっとしたイージーミスがゲームを左右してしまっていました。ミスは起こりうるものなので、次に繰り返さないことと、こちらが要求していることが出来ないというようなことが多いわけではなかったので、出来る部分が多くなって結果が伴い始めたかなと思います。次節、今日のような試合をまたできるかどうかがチームとして大事になってくると思いますし、残りの対戦チームは全て我々にとって侮れない、レベルの高いチームばかりだと思いますので、良い部分を継続していけるように準備をしていきたいと思います。