＜菊池監督コメント＞

今日は久しぶりのホームゲーム、さらに北上開催ということで多くの方にスタジアムに足を運んで頂いて、良い雰囲気を作って頂いたことに感謝したいと思います。

試合の方は立ち上がりこそ押し込まれましたが、それ以降は我々の狙い通りの展開にできたのではないかなと思います。しかしチャンスを作れていても決めきれなかったことが満足できない要因でした。後半に入って、警戒はしていたのですが、右サイドを低いクロスで崩されたことがPKを与えてしまったこと、1人少ない状況を作ってしまった要因だったと思います。ただ、数的不利になってからも選手たちが主体的に「チームとして何をしなくてはいけないのか」ということをやってくれたことはポジティブに捉えたいと思います。

2失点目も我々のミスからですし、数的不利になっていたとはいえ前半に比べて多くのチャンスを作れなかったこと、ボールを奪ってからパワーを持って前に出るという部分は足りなかったので、改善していきたいと思います。

＜質疑応答＞

■9月のアウェー3連戦を全敗し、ホームに戻ってきて悪い流れを断ち切りたい試合だったと思うが、この試合に向けて何を変えて、どこを強化して臨んだのか教えて欲しい。

（菊池監督）：守備の部分は意識的に植え付けるような準備をしてきましたが、トレーニングでは出来ていても実戦でなかなか上手くいく部分とそうでない部分がどうしても出てしまいます。ゴール前では簡単にやらせない強さや、タイトさを求めるトレーニングをしてきました。攻撃面は前節同様、最後の質の部分が高められておらず、決めていれば全く違う展開になっていたと思います。前半はトレーニングで準備してきたようなサイドからのクロスで攻撃が出来ていたので、この部分は継続していきたいと思います。

■これで今シーズンワーストの4連敗となったが、この流れを変える為にはどういったことに取り組んでいくか？

（菊池監督）：苦しい時期が続いていますが「全員で同じ方向を向いていく」という部分は必要不可欠だと思います。悪い流れを断ち切るには勝利することが一番だと思うので、試合に出ている出ていないに関わらず、本当に全員が一つにまとまって戦っていくしかないと思います。

■次回ホームゲームも北上での試合になるが、どういった試合にしたいか？

（菊池監督）：次回のホームゲームまでの2試合で「スタジアムに行ってみたい」と思ってもらえるような結果を出したいと思いますし、我々が求める「ゴールに迫る」という部分をしっかりと見せられるように戦いたいと思います。